2018-07-03 第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第25号
御指摘いただきましたように、児童虐待防止法におきまして、それ以前の立入調査に加えまして、平成二十年四月からは裁判官の許可状を得た上で強制的に鍵を開けるという形ができるなど、実力行使を可能とする臨検あるいは捜索制度というものを創設いたしました。
御指摘いただきましたように、児童虐待防止法におきまして、それ以前の立入調査に加えまして、平成二十年四月からは裁判官の許可状を得た上で強制的に鍵を開けるという形ができるなど、実力行使を可能とする臨検あるいは捜索制度というものを創設いたしました。
これからその効果がどれほど上がってくるかというのが多分出てくるかと思いますけれども、平成十九年の児童虐待法の改正で児童相談所と警察との連携も強化されていまして、従来と違って、家庭の中に入っていって安全の確認等、そして、例えば家の中に入れないような場合の臨検・捜索制度、こういった権限も児童相談所はどんどん強化されてきております。
例えば、平成十九年の児童虐待防止法改正で導入された臨検、捜索制度、これは、裁判所の承認を得て保護者の住居に立ち入って、チェーンカットをして子供の安全を確認するという形にしています。 また、保護者が虐待を受けた子供の入所措置に反対する場合には、家庭裁判所の承認を得ることで入所措置を可能にしている。
二十一年四月には第二次改正法が施行となりまして、出頭要求、再出頭要求、臨検、捜索制度等々が盛り込まれました。 こういう高度なものを使いこなしていかなければいけない。一方で、福祉の児相でもある。障害者も、また遺棄された児童も面倒を見ていただかなければいけない。そういう中にありまして、確かに公務員削減の中でふえてはおりますけれども、まだまだ不足しているというのが今の状況でございます。
平成十九年の改正においては、子どもの安全確認に万全を期すために、児童相談所等が安全確認のために必要な措置を講ずることを義務づけるとともに、通常の立入調査をかたくなに拒否するような場合には、裁判所の許可状を得て強制的に立ち入りを可能とする臨検、捜索制度が創設されるなど、虐待防止対策が強化をされております。 最後の十ページをお開きいただきたいと思います。
その中で、新たに臨検、捜索制度というものが設けられました。 これについてちょっと御説明申し上げますと、長期間、児童の安全が確認されずに、呼び出しをかけても全く応じないなど、それまでの仕組みでは対応できないようなケースにしっかり対応するために、保護者の家に強制的に入っていく、そういう手段を講じることができるというような改正でございます。